ガスは、大きく分けて2種類あります。
- 都市ガス
- LPガス(プロパンガス)
都市ガスであれば、切換自体も簡単で、容易にガス料金を下げることは可能です。
一方、プロパンガスの切り替えも集合住宅以外であれば、簡単に切換が可能です。
この記事では、ガス料金の仕組みとガスの切り替えについて解説します。
都市ガスとプロパンガスの違い
ガスの種類
都市ガスは、主にメタンという種類のガスが使われます。
プロパンガスは、プロパンという種類のガスが主成分です。
ガスの供給方法
都市ガスは、ガス管を通じて建物に供給されます。
プロパンガスは、ガスボンベを通して供給されます。
都市ガス
料金体系
東京ガスの料金体系は、使用量が増えると基本料金は上がるが、料金単価が下がる設定となっています。
ガス料金の見直し
都市ガス料金の見直しは簡単です。
2017年に始まった「ガス自由化」により、一般家庭でもガス会社を選ぶことができるようになり、ガス会社を変えれば、基本的には安くなります。
ガス会社を変えても、従来のガスを従来の設備のまま提供するので、変わるのは販売店のみです。
全ての新規ガス会社に当てはまるわけではないですが、電気とのセットで安くなる傾向があるようです。
プロパンガス
料金体系
プロパンガスも都市ガスと同様の料金構成となっている場合が多いです。
ガス料金の見直し
戸建ての住宅であれば、都市ガス同様にガス会社を変更することで安くなります。
一般的に、プロパンガスは都市ガス比べて高いと言われています。
都市ガスと比べ、ボンベの配送等でコストが掛かるので、実際に高い場合がほとんどです。
しかし、もしかしたら思っている以上の差がない場合もあります。
プロパンガスは都市ガスよりも以前の1997年から自由化されており、逆に高い価格設定がされている可能性もあるからです。
一般社団法人プロパンガス料金消費者協会にて、適正な価格かどうかの確認が取れますので、まずは確認をしてみてください。
集合住宅の場合
集合住宅の場合、建物全体での交換が必要になる場合が多く、大家への負担が大きく切換が難しい傾向にあります。
都市ガスへの切換の場合は、大家への費用的な負担がさらに大きい点も切換が難しい要因の一つとなります。
しかし、プロパンガスの変更であれば、場合によっては大家にもメリットがある場合もあります。
まずは相談をしてみましょう。
最後に
まずは現在の料金体系を知り、その上で安価なガス会社を選びましょう。
さらに、電気等とのセット割があればさらに安くなるので、その点も考慮して選びましょう。